社会人として求められる12個のスキルとは?

どうもです!2025年も始まりました。「一年の計は元旦にあり」とありますが、1月は計画を立てるのにもってこいの時期と思います。

人生を充実させるには、毎年成長を積み上げることが大切です。例えば、苦手なスキルの克服や得意なスキルの更なる成長は、その一歩となるでしょう。皆様は今年、どんなスキルの獲得・成長に挑戦したいと考えていますか?

しかし実際に考えてみると、教科や課題が与えられる学生時代と異なり、社会人は求められるスキルが多様かつ抽象的であり、どのスキルをどのように身につければいいかを考えるのは中々大変です。

K
K

社会人の勉強をどう取り組めばいいかというのは、私も最も悩みを感じた学生と社会人の間のギャップの一つです。

そして変化が激しい現代では、必要とされるスキル・知識も日々アップデートされるので、どんな能力が必要とされるかという特定がさらに困難になってきていると感じます。

「折角頑張るのであれば、長い間しっかり役に立つスキルを学習したい!でもどこから手を付ければいいか分からない・・・」とお悩みの方は多いのではないでしょうか。

そんなお悩みを察してか、経済産業省は、社会人基礎力として3つの軸に分けて12個の社会人として必要なスキルを紹介しています。

経済産業省が提唱する「人生100年時代の社会人基礎力」

これらの能力は人生100年時代といわれ、変化の激しい中で働く期間も長くなり現代で、長期的にかつ汎用的に求められるスキルが整理されたものとなります。基礎能力とある通り、分野や領域を問わず、求められ役に立つスキルがピックアップされています。

それぞれどのような能力を指しているのかを見ていきましょう!

前に踏み出す力(アクション)

基礎能力で求められる一つの軸は前に踏み出す力で、これは「指示待ちにならず、一人称で物事を捉え、自ら行動できるようになること」を指します。

成果を上げたり、自分の能力・個性を発揮する上で、実際に行動を起こす力は欠かせないスキルとなります。

K
K

どんなに素晴らしいアイディアや能力があっても、それだけでは絵にかいた餅状態で意味がなく、それを実現させる力が重要となります。

前に踏み出す力としては下記の3つの能力要素が紹介されます。

  • 主体性:物事に進んで取り組む力
  • 働きかけ力:他人に働きかけ巻き込む力
  • 実行力:目的を設定し確実に行動する力

社会人の特徴として、会社の目的や方針はあるものの、実際に何をどのように達成するかという目的と方法は自分で考えて取り組む必要があります。

そのため、主体的に考え周囲を巻き込みながら、アイディアを形にする姿勢や能力が求められます。これにより、自身の理想や目標を設定し、社会や組織を改善する挑戦に取り組み続けることが可能になります。

目標を設定し行動することは、日々を希望あるステップへと変え、自身の貢献を最大化します。これが人生をより充実させる原動力となるのです

K
K

失敗することもあるでしょう。しかし、その過程や結果を通じて新たな着想が生まれます。また、アリストテレスは『目標に向かい努力することによってのみ、人生が意味あるものとなる』と述べています。

一方でこれらの能力が身に付いていないと、自身の働く環境や組織を受け入れるしか選択肢がなく、人生の多くを費やす仕事の時間を不満を抱えて過ごすこととなるでしょう。

K
K

仕事はお金のためと割り切る考えもあり最終的には個人の価値観や方針によりますが、個人的には多くの時間を過ごす仕事の時間の充実度・満足感は人生の幸福度に大きく影響すると考えます。

考え抜く力(シンキング)

考え抜く力は「疑問を持ち、考え抜く力」を指し、「論理的に答えを出すこと以上に、自ら課題提起し、解決のためのシナリオを描く、自律的な思考力」が求められます。

K
K

ここでも与えられた課題や枠組みではなく、考える課題や思考の方向を自ら考える思考における主体性が重要視されていますね。

前に踏み出す力(アクション)に行動力を想起させる能力要素が揃っているのに対し、考え抜く力は思考の観点で下記の3つの能力要素に分類されます。

  • 課題発見力:現状を分析し目的や課題を明らかにする力
  • 計画力:課題の解決に向けたプロセスを明らかにし準備する力
  • 創造力:新しい価値を生み出す力

特徴としては、単純な与えられた問題に対して明確な解決策を当てはめるような単純な問題解決能力は含まれていないことです。

AIの登場と発展により、データや過去の事象の検索や照合といった処理能力の高いAIの存在感が問題解決において増してくるでしょう。そんな背景もあり、そもそもの取り組むべき課題を考える課題発見力が着目されています。

また、現状を正確に分析し課題を明らかにする力がなければ、効果的な解決策を見出すことは困難です。

そして、発見した課題に対し、従来にない新しい価値や独創的なアプローチを生み出す創造力がなければ、変化の激しい社会で他者との差別化を図ることはできません。

これらの能力を組み合わせることで、時代のニーズに応える持続可能な成長や革新実現への貢献が期待できます。

K
K

この記事もただ、経済産業省の紹介する内容を紹介するだけではあまり意味がありません。後述しますが、このブログだからできる価値付加を目標としています!

チームで働く力(チームワーク)

最後の軸は「多様な人々とともに目標に向けて協力する力」であるチームで働く力です。

多くの仕事において成果を上げるためには、人との関わりが重要です。一部の作業は個人で完結する場合もありますが、他者との協働が生み出す成果の幅や可能性には注目されています。

デジタルの発展により、リモートワークやオンライン会議が一般化し、距離の制約が大幅に緩和されました。これにより、チーム内に限定されず多様な人々と連携し、協力関係を築く力がより重要視されています。

この「チームで働く力」には、他の能力よりも多い6つの要素が含まれ、現代の社会やビジネスにおいて欠かせないスキルといえます。

  • 発信力:自分の意見をわかりやすく伝える力
  • 傾聴力:相手の意見を丁寧に聴く力
  • 柔軟性:意見の違いや立場の違いを理解する力
  • 状況把握力:自分と周囲の人々や物事との関係性を理解する力
  • 規律性:社会のルールや人との約束を守る力
  • ストレスコンロール力:ストレスの発生源に対応する力

このブログは基本私一人の方針で進めてきましたが、マスロー氏の「完全なる人間」の整理が完結したことで燃え尽き気味で限界を感じていました。そんな中、親友から意見や応援をもらったことで意欲が再度湧いてきて周囲の人や協働の力を実感したばかりです。

今回の取り組みも私の周囲の友人の意見や経験談を取り入れ、より広い人に具体的に参考になるコンテンツへ成長させていく予定です!

まとめ

以上が社会人基礎力の概要です。今後の記事では、下記のような各スキルの具体的な内容や学び方について深掘りし、皆様の成長に役立つ情報をお届けします。

  • スキルについて具体的な説明
  • スキルが求められる場面、経験談
  • 学ぶ方法(インプット方法)
  • 鍛える、具体的な発揮の方法(アウトプット、練習方法を中心)

個人的に「社会人になってからの勉強をどうすればいいか」というのはすごく悩んだ(そして今も悩んでいる)ポイントですので、そのような悩みに直面している社会人、もしくは社会人を目指す就活生の皆様の参考になる内容を目指してまいります!

K
K

また、これはあくまで基礎力ですので、これまでの経験で他に必要と感じるスキルがあれば、順次項目の追加も検討していこうと思います!

ぜひご期待ください!それではまた次の記事で!

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です

CAPTCHA