働きかけ力をもっと鍛えるには?

どうもです!社会人基礎力について12個の各スキルの整理や鍛え方、実践の方法を整理してきました。

社会人に必要な12個のスキルとは?

前回より各スキルをもっと鍛えるための深堀記事を展開していきます。スキルを身につける上で必要な要素を抽出し、それぞれに対してどのような行動がレベルアップに繋がるかをリスト化して考えていきます。

行動リスト日常の中で具体的に行動に移す上での皆様の助けとなりましたら幸いです!

K
K

行動リストを全て実施するのは非現実的です。特に取り組むべきポイントを絞り、確実に日々の行動に移しましょう!慣れにもよりますが、個人的には特に重要と感じた3つに絞るのがオススメです。

最初のテーマは働きかけ力です!

働きかけ力とは?

「働きかけ力」とは、経済産業省が提唱する社会人基礎力の一つで、他人に働きかけ巻き込む力を指します。

優れたアイディアも周囲の協力がなければ実現できません。

周囲の人を巻き込んで協力を得ることで、自分一人の力を超えて大きな成果を目指すことが出来ます。その上で重要となるのが働きかけ力です。

この力を発揮するには、自分の意見を伝える「発信力」も重要ですが、それだけでなく相手を理解する「共感力」も欠かせません。相手の話を丁寧に聴き理解を確認すること、質問で本音を引き出すこと、簡潔で相手視点の伝え方を意識することが効果的です。

さらに、論理的に伝える力目的の共有情熱を持って話すことで働きかけ力はレベルアップします。今回はこれらのポイントに沿ってどのような行動がスキル強化に繋がるかを整理していきます!

働きかけ力を磨けば、周囲の信頼を得やすく仕事も日常生活もより円滑になり、可能性が広がります。

K
K

働きかけ力についてより詳しく知りたい方はこちらをご覧ください!

働きかけ力を鍛えるために必要な要素と行動リスト

1.相手の話をきちんと聞く

相手の協力を得るためには相手の理解が重要で、その第一歩は相手の話をしっかりと聞くことです。

意識しないと中々上達しない傾聴力スキル。何に意識して日々を過ごせばよいか行動リストを紹介します!

①仕事

推奨行動目的日々の行動目標中長期的達成目標
相手の言葉を遮らない相手を尊重し聴く姿勢を示すことで信頼関係を築く・最後まで話を聞く
・発言を途中で遮らない
3か月後にメンバーからのヒアリング/アンケートで、80%以上より「話やすい」と評価される
要点をメモする情報を正確に把握、相手に重要感を与える・会話、会議中に2,3個キーワードをメモ、理解が正しいかを確認する
・他部署や上長などより、1か月に1回助言やFBを主体的に受けに行く
・役立ったポイントを添えて感謝を伝える
・半年でアクションアイテムの遵守率90%以上
・半年で助言やFBより3つ以上行動や取り組みを改善
相槌や視線で関心を示す話しやすい雰囲気を作る・1回は視線を合わせる、特に感情が強い部分
・相槌を意識して使う、相手のトーンに合わせる
3か月後に相談や話しかけられる回数を50%アップ

 ②リーダー

推奨行動目的日々の行動目標中長期的達成目標
部下の話を最後まで聞く部下の心理的安全性を高める・5分は遮らずに聞く
・訂正が必要な場合も、良い点や納得できた部分を伝える
6か月で部下の意見発言率を30%以上向上
部下の発言を要約して返す・誤解を防ぎ理解を深める
・聴いて理解していることを伝える
・会話の最後に「つまり◯◯だね」と要約する半年以内に「誤解による再指示・エラー」を20%削減
発言後に感謝を伝える部下のモチベーションを高める・部下とのコミュニケーションの機会を1日3回以上取る
・「話してくれてありがとう」を1日1回言う
半年後にエンゲージメント調査で部下の「上司が話を聞いてくれる」回答率80%以上

 ③家庭

推奨行動目的日々の行動目標中長期的達成目標
家族の話を最後まで聞く安心感を与える・家族の話を聴くときはスマホを置く
・相手の方を見て話しを聴く
3か月後、週5日以上「遮らず聞けた日」を記録できる
感情に共感して返す信頼関係を強化する「それは嬉しいね」「大変だったね」と言葉にする半年後に家族から「話を聞いてくれる」と言われる存在になる
話の内容を覚えておく関心を示し続ける・昨日の会話を1つ振り返る
・家族の関心が強いトピックをメモリ、近況を1週間に1度聞く
半年で「前に話したことを覚えてくれていた」と言われる回数を月3回以上にする

2.話に集中する時間やルールを意識的に設ける

ここまで傾聴のための基本的なコツを紹介しました。しかし個人の努力やその場その場の意識のみでは話に集中しづらい時もあります。ここでより意識的に話に集中するためのルールや環境作りのための取り組みを紹介します!

①仕事

推奨行動目的日々の行動目標中長期的達成目標
会議中はPCやスマホを見ない集中を妨げる要因を排除し、相手の発言を尊重する・会議中はノートとペンのみ使用
・PCでメモする時はメールや不要なソフトは閉じる、可能であれば機内モードとする
・半年以内に「会議中に他作業しない率」90%以上を達成
・3か月で会議中の発言回数を20%増やし、参加度を高める
1対1の打合せは静かな場所で行う雑音を減らし、内容理解を深める打合せ時は会議室や静かな場所を優先的に選ぶ3か月で全1on1の80%以上を静かな環境で実施
集中が必要な議論では「タイマー方式」を導入(例:1人3分発言)メリハリをつけて話に集中しやすい環境を整備し、議論の効率化を図るチーム会議でタイマーを活用する半年で会議時間を平均15%短縮しつつ、結論到達率を90%に向上させる

 ②リーダー

推奨行動目的日々の行動目標中長期的達成目標
会議冒頭で「集中ルール」を確認する全員の意識を揃える会議前に後述のような集中するためのルールを伝える、冒頭スライドとして明文化する半年以内に会議中の脱線を30%減少させる
部下との面談は30分など時間枠を明確にする無駄を省き、集中力を高める面談アジェンダと目的を事前に共有する半年後、面談満足度アンケート80%以上
自ら集中姿勢を見せる模範となり、周囲の行動変化を促す・面談中は目を見て相槌を打つことを徹底
・会議の「集中ルール」を率先して遵守する
1年後に「話しやすさ評価」で平均4/5以上獲得
会議に集中するためのルール

会議を効果的に運営するためには集中ルールの設定とメンバーへの周知が重要となります。主に効果的と考えられるルールを下記に整理します。

  • 会議の目的とアジェンダを事前共有する
    目的が曖昧だと集中できません。
    アジェンダを前日までに配布し、参加者が「何に集中すべきか」を明確化します。
    また重要な時は、会議の目的と達成目標を冒頭で説明する時間を設けましょう。
  • 会議中はPC・スマホの通知をオフにする
    外部からの刺激を遮断することで集中度を維持。
    特に「ながらチェック」を防ぐだけでも議論の質が格段に向上します。
  • 1人ずつ話すルールを徹底する
    複数人が同時に話すと理解が分散しやすいです。
    ファシリテーターが「一度に一人」の流れを管理するのが効果的です。
    余程の脱線は例外とし、話は最後まで聴くというルールも設けることで発言への心理的安全性が高まります。
  • 発言は時間制限を設ける(例:3分以内)
    長すぎる発言は集中を削ぐ原因に。短く区切ることで緊張感と集中力を保てます。
    ルールの遵守によりメンバーの発信力の強化にも繋がります。
  • 会議時間を原則60分以内に設定する
    集中力は1時間程度が限界です。
    長引く会議は「小分けにする」か「次回に回す」ことでメリハリを作れます。
K
K

ルールの遵守率は上げるため、一方的に決定せず、メンバーからも意見を募集して全員で決めたルールとして運営するアプローチもあります。

 ③家庭

推奨行動目的日々の行動目標中長期的達成目標
家族と話す時間はテレビやスマホを消す家族の話にしっかり向き合う食事中はテレビを消し、会話に集中半年後に「家族と会話できた時間」を週5回以上確保
家族会議の時間を決める話し合いの習慣化毎週1回、10分程度の家族会議を行う半年後に「家族会議参加率」80%以上達成
子どもの話は最後まで聞く信頼関係の基盤を作る子どもの話を遮らず聞き切る1年後に子どもから話しかけてもらう回数週5回以上
K
K

相手の話を聴いて理解するためのスキルを更に詳細を勉強したい方は傾聴力の回もご参照ください!

3.自分の理解を相手に確認する、認識の齟齬を解消する

相手を理解する上で妨げとなるのが思い込みと決めつけです。自分の理解が正しいかを確認することでミスコミュニケーションを回避し、信頼関係の構築に繋がります。

①仕事

推奨行動目的日々の行動目標中長期的達成目標
相手の指示を要約して復唱する認識齟齬を防ぎ効率化「つまり〇〇という理解で合っていますか?」と確認する半年以内に誤認識による再修正依頼を30%以上減少
メモを見せて確認する
※特にアクションアイテムと決定事項
曖昧さをなくす・要点をまとめて相手に見せ、「これで正しいですか?」と聞く
・議事録や要約を作成し相手と共有する
3ヶ月以内に会議後の再確認作業を半減
不明点をその場で聞く・問題の先送り防止
・関係者間で認識を効率よく統一する
会議や打ち合わせで最低1回は確認質問をする半年後「理解が正確」と周囲から評価される
K
K

アクションアイテム(対応事項)は①誰が(対応・責任者)、②いつまでに(期限)、③どのような状況に仕上げるか(達成目標)を確認しておくと漏れや認識齟齬を減らせます。

 ②リーダー

推奨行動目的日々の行動目標中長期的達成目標
部下の発言を要約して返す話をきちんと聞いていると伝える話を聴いてから「要はこういうことかな?」と確認する半年以内に「話を理解してくれる上司」と信頼される
相手の意図を確認する指示や提案の背景を理解「この点はこういう意味でいい?」と確認3ヶ月以内に誤解から生じる手戻りを半減
相手の理解度を確認するメンバーが本当に理解し、行動に移せる状態を作るため・説明の後に「ここまでで不明点ある?」と必ず確認する
・重要な指示や依頼の後に「要点を一言でまとめてもらえる?」と依頼する
・指示の後に対応の計画やスケジュールを確認する
3か月以内に会議や指示後の再質問率を20%減少させる
定期的なフィードバック面談で確認する理解度と実践状況を追跡し、ズレを早期修正するため週次1on1で「実際どのように進めている?」と必ず聞く1年以内に目標未達案件の発生率を30%削減する
チェックリストやタスク管理ツールを活用する口頭説明の漏れを防ぎ、理解の差を小さくするためタスク発行時に必ず具体的なToDoを共有ツールに残す半年以内にタスク完了率を90%以上に安定させる

 ③家庭

推奨行動目的日々の行動目標中長期的達成目標
依頼内容を言い換えて確認安心感を約束忘れやすれ違いを防ぐ「つまり明日買ってくればいいんだね?」と確認半年以内に約束忘れをゼロに近づける
感情を確認する事実だけでなく気持ちを理解「要するに疲れてるってこと?」と確認3ヶ月以内に「気持ちをわかってくれる」との信頼感アップ
メモやLINEで再確認言い間違いや聞き間違いを防ぐ重要な約束は必ずメッセージに残す半年後に家族内でのトラブルを大幅に減少

4.質問を活用する

必要な情報を質問で引き出すことも相手をより理解するために有効です。相手の立場に寄り添った質問は、相手の本音を引き出しやすく、相手が大事にしているものや価値観の理解に繋がり、その後のコミュニケーションの円滑化に大きく役立ちます。

①仕事

推奨行動目的日々の行動目標中長期的達成目標
会話中に「なぜそう思うのか」を掘り下げる質問をする相手の背景や考えを理解し、信頼関係を深める1日1回、相手の意見に「理由を聞く質問」を加える半年後までに、プロジェクトに関する相互理解度をアンケートで80%以上に高める
相手の意見を要約して「これで合っていますか?」と確認する質問をする誤解を防ぎ、合意形成をスムーズに進める会話の要所で必ず1回は確認質問を入れる3か月以内に、報告や依頼の手戻りを20%削減する
相手の感情に寄り添った質問をするつい喋りたくなるテーマで質問をし、本音を引き出す。
今後の提案に活かす。
・「どう感じましたか?」「一番大変だったところは?」など感情に触れる質問を1日1回実践・3か月以内に「感情に寄り添う質問」を自然に織り交ぜられる。相手から「よく話を聴いてくれる」と言われることが増える。
6か月後以内に関係構築が深まり、普段は出てこない本音・課題が相手から自発的に語られることが多くなる。

 ②リーダー

推奨行動目的日々の行動目標中長期的達成目標
「この点で不安に思っていることは?」と心理的安全性を意識した質問をする部下が安心して意見を出せる環境を整える1on1や会議で必ず1つは安心感を与える質問を行う半年後に、チーム満足度調査で「安心して発言できる」が80%以上に向上
「次にどんなサポートが必要ですか?」と支援型の質問をする状況や動機を確認しながら、課題解決を促進し、成長を後押しする週に1回、部下ごとにサポート確認の質問をする1年以内に、部下の目標達成率を90%以上に引き上げる
「この仕事からどんな学びがありましたか?」と振り返りを促す質問をする・内省による成長を促す
・成長実感を高め、モチベーションを維持する
・相手の理解度を確認する
・初めての経験や挑戦など、大きなイベントに対し出来れば直後、遅くても1営業日以内に手応えや学びを問いかける
・週次の振り返りで必ず1回問いかける
半年後に、自己申告ベースで学び実感を感じる割合を70%以上にする
選択肢を提示する質問を行う(例:「AとBならどちらが優先ですか?」)相手が答えやすく、話を引き出しやすくする
無口な相手からも言葉を引き出す
・日常会話で1日1回、選択肢つき質問を実施する
・回答を深掘りし行動や選択の背景を理解する(選ばなかった方の理由も含め)
90%i上のメンバーの本音(目標、動機、得意、やりたいこと)を把握

 ③趣味

推奨行動目的日々の行動目標中長期的達成目標
「この機能で一番便利だと思ったのはどこですか?」とユーザー体験を掘り下げる質問をするユーザーのニーズを具体的に把握するユーザーとの会話で毎回1つは具体的な使用感を質問する半年以内に、ユーザーアンケートで満足度80%以上を達成
「こういう場面ではどう使いますか?」と利用シーンを想定した質問をする実用的な改善アイデアを得る月に1回、異なるユーザーに利用シーンを聞く1年以内に、得られたアイデアを基に3件以上の改善施策を実行する
「今後あったら嬉しい機能は?」と未来志向の質問をする新しいニーズを発掘する会話の最後に1つ「未来ニーズ」の質問を行う半年以内に、開発ロードマップにユーザー提案を2件以上反映する

 ④家庭

推奨行動目的日々の行動目標中長期的達成目標
「今日はどんなことが一番楽しかった?」とポジティブな質問をする日常の共有を通じて家族の安心感を高める毎晩1回、家族との会話で楽しい出来事を質問する半年後に、家族の会話時間を週合計で30分以上増加
「困っていることはない?」とサポートを引き出す質問をする相手が悩みを打ち明けやすい関係を作る週に1回、困りごとを聞く習慣を持つ1年後に、家族からの自主的な相談件数が現在より20%増加
「今度一緒にやりたいことはある?」と未来を共有する質問をする家族の絆を深め、楽しみを共有する・週末前に必ず予定に関する質問を行う
・半分以上はこちらで選択肢を提案する
半年以内に、家族イベントの実施回数を月1回以上にする

5.簡潔に分かりやすく話す

ここまでは相手を理解して信頼関係を築くという側面で働きかける力に繋がる行動リストを紹介してきました。

次は伝えるという側面を考えましょう。

まずは簡潔に分かりやすく話すをピックアップします。

伝える上でシンプルというの強力です。誰にでも伝わる内容であれば多くの人が共感しやすく、協力も得やすくなります。

しかし、色々考えるほど情報を詰め込んでしまうもの・・・。日々の会話での練習の繰り返しで能力をアップする必要があります。

それでは、簡潔に分かりやすく話すための行動リストを紹介していきます。

①仕事

推奨行動目的日々の行動目標中長期的達成目標
要点を3つ以内にまとめて話す相手がすぐ理解できるようにする・報告や説明を「結論+理由+次の行動」に整理してから話す
・PREP法を活用する
・メール冒頭に要点を1,2文で整理する
報告・説明の時間を平均30%短縮し、理解度確認の質問が減る
専門用語を減らし、シンプルな言葉を使う誰にでも分かる伝え方にする資料や会話で難しい用語を置き換える習慣を持つ社内外から「説明が分かりやすい」とフィードバックされる回数を半年で10件以上得る
図や箇条書きを活用する視覚的に整理し、記憶に残しやすくする資料には必ず図解か箇条書きを1つ以上入れる・プレゼンや報告資料の理解度アンケートで8割以上が「理解しやすい」と回答
・活用できる図のパターンを2か月後毎に1つ増やす。
PREP法のおさらい

PREP法とは、話をシンプルに構成するためのアプローチです。

  • P(Point):結論、自分が今回主張したいことを最初に述べる
  • R(Reason):主張を裏付ける理由を説明する
  • E(Example):理解を助ける具体例やエピソードを紹介しながら説得力を高める
  • P((Point):最後にもう一度主張を繰り返す

ポイントとしてはP(Point, 主張)を一文で簡潔にまとめることが理想となります。言いたいことを詰め込むほど論点がズレて内容は伝わりづらくなります。また、最期のPointで情熱を込めて話す相手の印象に残りやすくなり効果的です。

②リーダー

推奨行動目的日々の行動目標中長期的達成目標
指示は「誰が・いつまでに・何を」明確に伝えるメンバーの行動を具体化する指示前に3要素を整理してから話す認識齟齬による手戻しを半年で50%以上削減
ストーリー形式で背景を短く共有メンバーの納得感を高める指示や依頼に必ず「背景→目的→行動」の流れを入れるメンバーの理解度確認アンケートで9割以上が「背景が理解できた」と回答
1on1で要点を2分以内に伝える訓練時間を効率的に使う・短時間で重要事項を伝える練習を継続
・各文章を7秒以内に収める。
1on1で議題の半分以上を時間内に解決できる割合を80%以上に

 ③趣味

推奨行動目的日々の行動目標中長期的達成目標
サービスや活動内容を30秒で説明できるよう準備相手の興味を引く日常的に「30秒自己紹介」を練習初対面のユーザーの関心獲得率を半年で70%以上に
難しい専門知識は例え話に変換相手の理解度を高める趣味の説明で1つは例え話を入れるイベント後アンケートで8割以上が「説明が分かりやすかった」と回答
ビジュアルを用いて紹介視覚的に魅力を伝える写真や簡単な図を活用するSNSで紹介投稿のエンゲージメントを半年で2倍に

 ④家庭

推奨行動目的日々の行動目標中長期的達成目標
子どもに短い言葉で説明理解力に合わせて伝える難しいことは3文以内で説明する子どもからの「わかった!」が日常的に増える
パートナーに家事の依頼を具体的に伝える家事の分担を円滑にする「お願い+期限+理由」を短く伝える家事分担の認識齟齬を半年でほぼゼロに
家族会議を要点でまとめる時間を有効活用議題を3つに絞って話す家族会議の時間を平均20%短縮し、満足度向上

6.相手の立場で話す

聞き手の関心を惹く上でも、納得を得るためにも相手の立場で話すことが重要です。今回の前半の1-4で得られた相手の情報を活用して解像度を高め、相手に寄り添った提案や発言をしましょう。

相手が何を重要視し、モチベーションに繋がるかを把握する力は、交渉をする上でもチームで働く上でもとても役に立つスキルとなります。鍛えるための行動リストを見ていきましょう!

①仕事

推奨行動目的日々の行動目標中長期的達成目標
相手の役割や責任を理解して発言する相手の状況に寄り添う・打合せ前に相手の役割・責任(立場・ゴール・課題)を確認する
・「相手がこの立場ならどう聞こえるか?」と一呼吸おいてから発言する。
・半年後に部署・役職が異なる相手にも、それぞれの責任やゴールを踏まえて的確に発言できる。
・相手からの「助かった」という声を半年で10件以上得る
相手にとってのメリットを提示行動意欲を高める提案時に「あなたにとって○○」を必ず入れる提案の受け入れ率を30%以上改善
相手の言葉を借りて説明共感と信頼を得る相手の使ったフレーズを会話に反映相手との合意形成スピードを半分に短縮
相手の制約条件(時間・リソース)を尊重した提案をする信頼を得て交渉や依頼を円滑に進める提案前に「実施可能か?」を相手の状況から考える半年後に提案・依頼を受け入れられる確率20%アップ

 ②リーダー

推奨行動目的日々の行動目標中長期的達成目標
メンバーの目標と組織目標を結びつける意欲を高める指示の際に「個人目標とのつながり」を言及メンバーの目標達成率を1年で20%以上向上
メンバーの立場での課題を代弁信頼関係を築く会議でメンバー視点を1つ代弁するメンバー満足度調査で「理解されている」と答える割合9割超
共感を示す表現を使う安心感を与える「気持ちはわかるよ」を自然に使うメンバーの相談件数が半年で30%増加
チーム全体の負担を想定して発言するリソース管理を適正化し、メンバーのモチベーションと体調を維持・改善する・「この依頼は負担にならないか?」と確認を入れる
・依頼前に状況や必要な支援を確認する
半年後にはチームの繁忙期や弱点を事前に把握し、戦略的に発言・提案できるようになる
相手のキャリアや成長を意識した伝え方をする成長意欲とモチベーションを刺激する1日1回指示やフィードバックを成長機会として伝える1年後にはメンバーの80%が「この人と働いて成長できた」と思える関係を築く

 ③趣味

推奨行動目的日々の行動目標中長期的達成目標
ユーザーのニーズを踏まえた説明満足度を高める会話で「どんなことに興味がありますか?」と聞く満足度アンケートで9割以上が「配慮を感じた」と回答
ユーザーが得られる価値を強調利用意欲を高める活動紹介で「あなたが得られるのは○○」を入れるユーザー参加率を半年で1.5倍に

 ④家庭

推奨行動目的日々の行動目標中長期的達成目標
子どもの目線で話す安心感を与える子どもの好きなものを例に説明子どもが「話しやすい」と言う頻度が増加
パートナーの事情を考慮した依頼協力を得やすくする忙しさを確認してから依頼家事の分担協力度が半年で20%以上改善
家族の気持ちを代弁共感を示す家族の意見を整理して発言家族会議の満足度9割超

7.人を動かす

最後にここまで触れたことも統合しながら働きかけ力をグッと成長させるためのポイントを最後に紹介します。

下記は経験や書籍で学び、普段大事にしている人を動かすコツです。

  • 目的を共有する:同じ方向を目指すために目的の共有が大事です。特に目的が相手のメリットに沿っているかも重要です。
  • 解決に向けて協力姿勢を強調する:一方的な依頼では人は動きません。こちらは何を提供し何をするのかを掲示しましょう。協力姿勢により納得感を生み出します。
  • 情熱的に話す:論理だけでは人は動きません。目標達成への情熱も示すことで、その取り組みの重要性や主張の魅力を伝えやすくなります。
  • やりたいことを明確化する:相手に動いてもらうには、相手に何をしてほしいかを明確にすることが重要です。更に「あなたに期待していること」と言い換えることでモチベーションアップに繋がります。
  • 自ら動く:口だけでは相手を動かすのは難易度が高いです。相手に影響を与える力を高めるには、自分がまず行動しましょう。言動の一致も説得力を高めますし、協力姿勢や返報性の側面からも納得感や動機が高まります。

そして、これらのポイントに対して場面に応じた行動リストを紹介します。

①仕事

推奨行動目的日々の行動目標中長期的達成目標
目的を共有するチーム全体が同じ方向を向くため・会議で必ず「このタスクの目的」を一言添える
・プロジェクトの目的を定期的に確認する
メンバーが自主的に目的を意識して行動できる状態にする
協力姿勢を強調する相互信頼を築き持続的な協力を得るため自分の役割と提供できるサポートを明確に伝える部署間・チーム間でスムーズに助け合える文化を形成する
やりたいことを明確化する相手の迷いを減らし行動に移しやすくするため依頼時に「具体的にお願いしたい内容」を端的に伝えるメンバーが役割を理解し即行動できる組織を作る
自ら動く信頼と説得力を高めるため・自分が率先して小さな行動を始める
・言動が一致しているか毎週セルフチェックする
リーダーシップを発揮し、自然と人がついてくる状態をつくる

 ②リーダー

推奨行動目的日々の行動目標中長期的達成目標
目的を共有するメンバーを方向性で迷わせないため・週次ミーティングで「目指すゴール」を必ず言語化(できれば視覚化)する
・チームビルディングとして、チーム全体で目的をすり合わせる
チーム全員が同じ目標を自ら語れる状態にする
協力姿勢を強調する・一方通行でなく双方向の信頼を築くため
・依頼しっぱなしによるモチベーション低下を回避するため
・自分が支援できることを先に提示してから依頼する
・進捗状況に応じてフォローを提案する
信頼に基づく「助け合う組織文化」を根付かせる
情熱的に話すメンバーのモチベーションを引き出すため報告や説明の最後に「熱意を込めた一言」を加える半年後にチームの雰囲気を前向きにし挑戦を歓迎する文化を作り、依頼の遵守率90%以上
自ら動く手本を示し影響力を強めるため難しいタスクは自分が先に一部を進めて見せる「あの人がやるなら自分も」と思わせるリーダーになる

 ③趣味

推奨行動目的日々の行動目標中長期的達成目標
目的を共有する趣味活動の方向性を仲間と一致させるため集まりの冒頭で「今日やりたいこと」を共有するメンバーが主体的に企画や改善を提案できるようになる
協力姿勢を強調する楽しみながら自然に協力し合える関係を作る自分も準備や片付けを率先して手伝う活動が長期的に継続する仕組みを築く
情熱的に話す活動の魅力を高め仲間の意欲を引き出すため自分の楽しさや面白さを笑顔で伝える「一緒にやりたい」と新しい参加者を巻き込む流れを作る
自ら動く信頼と活気を広げるため新しいことに自分から挑戦して見せる仲間の「挑戦してみよう」を引き出す存在になる

 ④家庭

推奨行動目的日々の行動目標中長期的達成目標
目的を共有する家族が安心して行動できるようにするため外出前に「今日は何をする予定か」を簡単に共有する家族全員が予定を理解しスムーズに協力できる関係を築く
協力姿勢を強調する相手の負担感を減らすため「私もこれをするから、お願いね」と依頼する家族内で自然に家事や役割を分担できるようにする
やりたいことを明確化する相手が迷わず行動できるようにするため「何をしてほしいか」を簡潔に伝える子どもや配偶者が自ら役割を考えて動けるようになる
自ら動く行動で安心感と信頼を与えるため頼む前にまず自分が1つ取り組む家族から「一緒にやろう」と言ってもらえる関係を築く

おわりに

以上、働きかけ力を鍛える方法について、推奨される行動とそれに伴う行動目標中長期的な達成目標を紹介しました。

鍛えたいポイントに対し、今回の記事の内容が普段取り組む内容や行動の目標の参考になれば幸いです。

次回は実行力について同様に行動リストを紹介します。

それではまた次の記事で!

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です

CAPTCHA