10月も終わりに近づき、今年もあと2か月ですね。今年は油絵のtwitterへの公開やブログも開始したので意外と充実した1年になりそうだなと感じています。
日々を大切に生きるために、引き続き精力的に活動をつづけていきます!
今回は10/17~10/30までの内容を振り返っていきます!
本塗&仕上げ
2021/10/18:雲と水面の修正、Twitterではじめての100イイネ達成!
空と雲
空の青色が少し弱かったので少しだけ青色を足しています。スカイブルーを足しましたが、ちょっと強すぎたのでより薄いウォーターブルーか、もう少し白色を追加してもよかったかもしれません。
雲と空の境界はオレンジとカドミウムイエローとローズを調整しながら、油で薄く延ばして塗っていきました。
ここで一気に夕焼け度が増すことができたのではと思います。青とオレンジは混ざると色が汚くなってしまうので、下が乾いていることを慎重に確認しました。
雲は色が単調であったので、明るい部分は白を多めに、中間はオレンジ、暗い部分はローズで勾配をつけてみました。雲の存在感を増しながら、空との境界も自然に出来たと思います。
2021/10/18 雲を広げて水面の修正しました。 2021/10/16 水面の青が少し強いですね。
水面の調整
雲と同様にオレンジとカドミウムイエローとローズを調整しながら調整してみました。
ファンを使うことで大分色の勾配が自然になったかなと思います。青色の部分が他より浮いてしまっていたのも修正でき、中央に走っている光による明るい部分が表現でき始めていますね。
Twitterで100イイネ達成!
そしてこの水面の調整が上手くできた証拠か、ありがたいことに初めてTwitterで100イイネをいただきました!
イイネだけを目標にするとやりたいことから離れていってしまうので注意が必要ですが、1つの自分の達成として素直にうれしかったです。
最初は自分程度の腕で作品をSNSにあげても反応があるか非常に不安でしたが、約半年間続けてきてよかったです。
これを励みに引き続き努力を続けていきたいと思います!
2021/10/21:引き続き空と水面の調整
空と雲
雲を全体的に拡大していきました。10/18の段階より更に境界が自然になったかなと思います。
オリジナルの写真に近いのは18日の方なんですけど、上塗りがうまくいったのがうれしくて、当初より広い範囲を塗ってしまいました。これも創作の一環ということで・・。
また、空の中で濃淡をつけたかったのと、青色成分を薄めるために、パープルと白を混ぜた色で他より暗い部分を塗っています。
紫を入れることで、補色の黄色を映えさせることも意図しています。
2021/10/21:水面の色にメリハリがついてきました 2021/10/18
水面
元の写真の水面右側には青色成分が残っているので、やり過ぎないように注意しながら重ね塗りしています。
青系を足して水面内の色にメリハリをつけることで、水面の揺らぎの表現と補色による夕陽系の色の強調を意図しています。
2021/10/24:枝と石に着手!
枝と石
今回の課題である枝に着手しました!
ちょっと色が乗らなくて苦労しました。もう少し下塗りをしっかりしておいた方がよかったかもです。ただ、塗が濃すぎると空の色を塗るときに邪魔になるのでバランスが難しいですね。
細い枝はSK.LAA 00号がうまく働いてしっかり描きこむことができました。仕上げの時に多用していますが、全然傷まないので良い買い物だったと考えています。
枝を塗ったことで、絵にメリハリがついて、完成がみえてきたかなと思います。
石もこれまでの色も気に入ってましたが、自然な色にするために重ね塗りを始めました。
水面下部の赤色を活かすために補色の緑色をいれたり、石の下部は少し暗めにする等試行錯誤しています。
2021/10/24 2021/10/21
水面
夕陽の反射をしっかり映えるようにするために、黄色とオレンジを混ぜずに乗っけました。
光の暗い部分と明るい部分の塗り分けをしっかりできたかなと思います。
カドミウムイエローレモンと白を混ぜて中心部分の色の境目が不自然なところを修正しました。
雲
ちょっと塗りすぎてしまった部分もこの時に修正しています。ぼんやりとした雲の雰囲気に近づけてきていますね。
2021/10/27:山と水面影部分の修正
山と水面影部分
画面内の暗い部分を塗り進めていきました。
暗い部分を塗ることで画面全体が落ち着き、光の明るい部分が安定して浮き出てきているかなと思います。
山の中での濃淡をもう少しつけてもよかったなと反省しています。
本当は夕陽が当たる奥側の山をもう少し明るくしたかった・・・。
2021/10/27 2021/10/24
2021/10/29:枝、石、水面の修正
枝、石
枝を全体的に重ね塗りしています。薄かったところもしっかり色がのってきていますね。
ただ色が単調なので、ここは要修正点でした。一応ビリジアンとスカーレットで暗い色を出して、burnt umberと混ぜてみたのですが、あまりうまく機能しませんでした。
石はウルトラマリンとカドミウムグリーンを混ぜて上塗りしてみました。ようやく、自然な色になったかなと思います。正直暗すぎてあまり見えませんが笑
2021/10/29 2021/10/27
水面
水面の右側でどれだけ青系を足しながら、黄色からの色の勾配を自然にできないかを試行錯誤中です。
オレンジ+ローズ+白を混ぜた色を上塗りすることで明るさを確保しながら複数の色を乗せることができました。
明るい色を強調するために水面手前の暗い部分をスカーレットとフーカスグリーンを使って暗さを強めています。
完成!
2021/10/30
水面を全体的にカドミウムイエローレモンと白を混ぜて、色の境目が不自然だったところを修正しました。
色を塗る際は細い筆を活用して線で塗ることで、色の階段が出来、水面の揺らぎを表現できました。
また白を強めて中央部分の光の筋を強調しました。
枝は少し色が単調であったので、暗いところにアイボリーブラックを塗り、指でぼかして境界の勾配が不自然にならないように修正しました。
課題の振り返り
夕焼け空の表現
夕焼け空は、私の創作における重要なテーマの1つです。 前回より改善はしましたが、写真と比較するとまだ青色成分が強いですね。
青空と雲の境界部分のローズ/オレンジ/カドミウムイエローを上塗りした部分の表現は結構うまくいったと思います。
これを上手く応用して空全体をこの色で塗ってもよかったかもなので、次回は試しに挑戦してみようと思います。
右側に伸びる雲の部分の立体感は上手く表現できたかなと自信がある部分です。
水面の表現
印象派の絵画が好きなのでここは着実にレベルアップしたいポイントです!
色を変えながら線で塗っていくことで水面の揺らぎを表現できたかなと思います。
また、一番上の塗を除いてファンを使うことで色の間の境界部分を自然に出来たと思います。
一番上の部分にもファンを試してみたのですが、メリハリが無くなってしまったので止めました。
輪郭や原色や白色を強く残したい、色同士が混ざってくすむのを回避するためにはファンを使うタイミングが重要だと感じました。
あと反省点として、線の向きを統一するとより自然な水面に近づけたかなと思います。部分部分向きが異なるのでそこは今後の要修正点です。引きで絵を見ることを大切にしたいです。
枝の表現
以前の作品と比較すると大分リアル度を増すことができたと思います。
特に右側の画面外から出てくる枝はこれまでできなかった表現なので自分の進歩を感じます。
元の写真と比べると書き込みは少し控えめですが、細かい枝の表現にも挑戦できたので現時点では満足です。
今後は葉のある木の表現を頑張りたいと思います。
次回以降の課題
透けた水面の表現
これまで反射した水面ばかりを描いてきたので、次回は水中が見える透明な水面の描写を練習したいです。
現段階でどのように描けばいいか全くピンと来ていないので、自分にとっては大きなハードルになりそうです笑
寒色の落ち着いた雰囲気の表現
また、明るい雰囲気や光を意識した作品が多かったので、寒色系の作品も描いてみたいと思います。
色の幅が狭まることで、色使いに関する細かい技術が必要になると思います。
これまで、明るさと暗さの対比や補色の利用という基本のみを使った力業の身でごり押ししてきたので、制約の中で試行錯誤する中で、自分の表現の幅を広げられるのではと期待しています。
次回作
次回は水面の表現をもっとうまくなるために、白糸の滝を描く予定です。
透けるような水面は描いたことが無いので、ここが大きな課題です。
滝が作る水しぶきの表現も勉強になる点が多そうだなと予想しています。
過去に撮った写真に限界が近づいてきて、今回は友人からいただいた写真をモチーフとしました。
本当に感謝です!
ようやく外出もしやすくなってきたので、題材探しの旅にも行こうかなと考えています。
それでは次回の日記で!