アウトプット系の趣味でより楽しい毎日へ-2/6:アンテナを広げ、ひらめきを増やす

アウトプット系の趣味による恩恵について、私の経験をふまえた具体的な内容へと掘り下げて明確なイメージをお伝えすることを目標としています!

前回は 「自ら立てた目標に向かって近づいていく道のり」 という観点で記載しました。今回は「その過程で得られるもの」について記載していきます。

趣味活動が充実してくると日々の生活にどのような刺激と変化が生まれるかを考えていきます!

日々の生活の意味を感じたい、明日に繋がる時間を増やしたいと感じている方に届く内容を目指します!また、現在の活動をどう伸ばしていこうか考えている方の参考にもなりましたら幸いです。

アウトプット系の趣味で広がる?-日常のアンテナ、広がる感受性

アウトプット系の趣味をしていると様々なことを考える必要があります。主な例を挙げてみます。その考える時間自体の充実感アイディアと出会えた時のワクワクは、日常をより有意義なものにします。

  • 次は何を作ろうか(What)
  • どうやってつくろうか(How)
  • 次の成果物の目的はなんであるか(Why)
    • 何が出来るようになりたいか
    • 何を表現しようか
    • 誰に何を伝えようか
  • 目的を果たすために何が必要か

自分で設定した目標に対して主体的に考えることは前向きな頭の使い方であり、趣味の中での大事なステップです。さらに、趣味について考えることは趣味の時間に限定されません。つまり趣味以外の時間も充実させる可能性を持つのです。

考えることが増えることはひらめきに出会う回数も増えることにつながります。実際に考えるテーマが出来るとひらめきのヒントいたるところに転がっていることに気付きます。実際私も通勤中の風景を眺めている時間に、次に何を描いて何を表現したいかを急に思いつく瞬間があります。

何気ない日常から生まれるひらめきの時間

何かを思いつく瞬間、パズルが解けた時と同じように人は喜びを感じます。趣味により考える時間が増えれば、ひらめきの機会も自動的に増えていきます。これは趣味が、その活動以外の時間でもワクワクを感じる瞬間を生み出す力を持っていることを意味します。

また、元々何もせず過ごしていた隙間時間であっても、このひらめきにより、その時間を次の活動に繋がる有意義なものへと変えることが出来るのです。

隙間時間の例としては、通勤などの移動時間、ベットに入ってから眠るまでの時間、家事をしている間の隙間時間、お風呂に入ってリラックスする時間などがあげられます。

中国の故事としても、物事を考えるのに最適な場所として、三上(馬上(移動中)、枕上(寝ようとしている時)、厠上(トイレ))という言葉がありますが、活動外のリラックスをしている時間だからこそ出てくるアイディアもあります。

三上:物事を考えるのに最適な場所

引用元:Web漢文大系

つまり、日常の中のひらめきは、日々の生活の中の何気ない時間をよりわくわくとした有意義なものへ変える力を持っています。

アウトプット系の趣味は主体的に考える時間を増やすことで、ひらめきの回数を増やす

日常をより有意義なものへ

「気づいたら夕方で折角の夕方を無駄に過ごしてしまった」、「最近一週間が早くて何をしていたかあまり覚えていない」といった後悔や焦りをしたり聞いたりすることがあると思います。これは人が意味のある毎日を過ごしたいという願望を持つからこそ生まれてくる感情だと考えます。つまり、人は自分の人生や日常に意味を求めます。

その反面、もし日々の日常に意味を感じることが出来なければ、自身の生きている意味を感じることが出来ず、前向きで積極的な行動へのモチベーションを保つことは難しくなります。これはさらに日々の有意義さを感じる機会を失っていくという悪循環を招いてしまいます。

趣味の活動はこのような悪循環を回避するために必要な、気づきやひらめきを感じる大切な源泉となります。

時間の使い方への意識が変わる

日常的に気づきやひらめきを得ていると、その楽しさと充実感を得るために、人は無駄な時間を減らそうとします。自分の時間を大切に使おうという意識を強めることが出来るので、日々の時間の使い方に目的意識が芽生えます。

なんとなくの暇つぶしの時間を、自分の現在の課題を解決するため、目的を達成するために考える時間へと変えることが出来るのです。このことは気づきやひらめきを得る機会をさらに増やすことにつながります。

また、毎日が意味のある進捗に繋がる日々になることも、日常の充実感を増すポイントとなります。

私は通勤時に、Youtubeでのオススメ動画や適当なまとめサイトを見て受動的な暇つぶしをしておりましたが、趣味を本格化してからは、目的を持った主体的な調べ物次に何をしようか考える時間にあてることが出来ています。

趣味はひらめきの源泉?

日常の中でひらめきを得るには、自分の中に課題ややりたいことがあることが重要です。課題や目的という考える対象があるからこそ、情報や考えを集めることができ、そこから具体的なアイディアや発想が出てきます。

この核が無い状況ですと、情報は右から左に流れていくのみで翌日には何をしていたかも覚えていないという空虚な状況が生まれてしまします。

趣味の活動は課題や目的というひらめきにつながる種を生む源泉となります。

アウトプット系の趣味だからこその恩恵

アウトプット系の趣味は、特にこの思いついたことを実際に行動に移すというステップに移しやすいという長所があります。アウトプットのためには、実際に行動することが求められるためです。

ひらめきを行動に移すことで、自分の活動に変化や改善を生むことが出来ますし、アウトプットにより生まれた結果を振り返ることで、自分の活動が改善していることを具体的に実感しやすくなります。

これは前回の記事で触れた目標に徐々に近づいたり試行錯誤したりする中で得られる喜びを生みますし、次の記事で触れる成長の実感にもつながります。

一方、私のなんとなく出がむしゃらに本を読むだけの時期は、本の内容から色々学ぶことは多かったですが、具体的にどのような行動に移すかが想像できなかったり、行動に移す機会を作れなかったりでアウトプットにつなげることができなかったという経験があります。

インプットのみでは意識や姿勢が変わるという説明は可能ですが、具体的に何が変わったのかを説明することも実感することも難しいです。そして、実際に人生をより良いものにするには行動に移すことが欠かせません。

アウトプットはインプットした情報から得られたひらめきを実際の行動に移す場を作ることで、自分の日々の生活や習慣、そして人生をより良い方向へ改善する機会を増やしてくれます。

1つ1つの改善は小さいものかもしれませんが、この改善の頻度の差は、長い人生の中で大きな差を生み、人生の充実度に大きな影響を与えます。

アンテナの成長-インプット力の成長

また、ひらめきを得られるのは、趣味の活動について考えている時間に限定されません。日常の中の何気ない時間やほかの活動中を含め、様々なシーンでヒントを得ることができます。

アウトプットの活動により、インプットを活かす場面が増えることで、インプットした情報から無意識に自分の行動に活かせるひらめきを得る習慣が出来てきます。

例えば何気なく見ていた映画の感動した演出から、自分の作品に取り入れることはできないかと考えることや、自分が表現したものが見つかることなどがあげられます。


ちなみに私の油絵の将来のテーマは、日常の中の美しさを表現することで、絵を観た方に日常の中の感動を探すきっかけを与えることで日々の生活を感動的なものにすることなので、日々の1シーン1シーンが貴重な考えるきっかけとなっています。

感じ方や視点の変化 -インプット力の成長

このことはアウトプット系の趣味の活動により、コンテンツや日常に触れた時に感じるものや視点に変化が生まれることを意味します。

ここには前述の趣味の活動により課題や目標があることも関係しますが、それ以外にアウトプットのための活動の上での経験も影響してきます。

実際にアウトプットに取り組むことで構想をしたり、製作したり、試行錯誤の中での苦労を経験することとなります。それにより、今まで当たり前のように触れてきたコンテンツの裏に、製作者の苦労や工夫があることをより強く実感します。


私もブログを実際に始めてみたことで、定期的に文章を書くことの大変さが分かりました。さらにこれを人に伝わる文章にするとなると・・・、やらなくてはいけないことは山積みですし、参考にできるヒントは日常にあふれまくっています笑

この苦労を実感すると、以前よりコンテンツへの有難みが増し、もう一段階深く背景や内容を理解しようと関心がより強くなります。これはインプット系の趣味の時間をより楽しい充実としたものとしますし、さらに、インプットがひらめきを導く源泉となるため、より有意義な時間に変えることができます。

また、ヒントを得る対象はコンテンツに限りません。周囲の物事全てが新しいひらめきを得るヒントとなります。そのため、素通りしていたこれまで何も感じていなかった風景も見え方が変わってきます。

実際の環境は変わらなくても、自分の認識の仕方で世界は変わります。その認識の変化をさらに行動の変化にまでつなげる力アウトプット系の趣味にあるのです。

まとめ

今回はアウトプット系の趣味により得られる楽しさや充実感の内、 「自ら立てた目標に向かって近づいていく道のりの過程で得られるものについて記載しました。

趣味の活動を通して自分で立てた課題や目標は、活動の時間外でもひらめきを得る機会を増やしてくれます。これは日々の中で感じる楽しさと喜びを増やすとともに、日々の瞬間をより有意義なものへと変える力を持っています。

特にアウトプット系の趣味は得られたひらめきを実際の行動に移す過程があるため、自身の活動の改善や成長を実感しやすいという長所があります。このことは毎日を未来に繋がる価値のある時間へ変えられることを意味します。

また、インプットした情報を活かす機会を持ることは、情報をインプットする力も上げられます。目的があることでインプットの質が上がり、触れるコンテンツが同じでも感じるものや視点が変わります。

このインプット力認識の変化は、世界をより楽しい価値のあるものへ変え、人生をより楽しいものへと変える原動力となります。

次回は アウトプット系の趣味により得られる楽しさや充実感の内、「成果物を作り上げる」という観点で、特に 「成長の実感と成功体験」について記載していきます。

それではまた次の記事で!

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