アウトプット系の趣味でより楽しい毎日へ-3/6:成長を実感する

前々回の記事より、アウトプット系の趣味による恩恵のについて、私の経験をふまえた具体的な内容へと掘り下げて、イメージをハッキリさせることを目標としています!

今回はとくに成長の実感と成功体験という観点で記載していこうと思います。趣味を始めたいけど先延ばしになっている方の後押しとなるのはもちろんのこと、「最近自分の成長を感じにくいな」という不安を抱えている方の参考にもなれば幸いです!

アウトプット系の趣味で実感できる日々の成長

成長は人生の充実感を増やす最高のエッセンス

皆さんはこれまでで思い出に残っている嬉しかった思い出はなんでしょうか?「何かが出来るようになる」という成長感と、「何かが出来た」という達成感を挙げる方は多いのではと思います。今回は前者の成長について考えていきます。

「何かが出来るようになる」、これは喜びをはっきりと感じる瞬間の1つであると考えます。これは1つの目標の達成による満足感とともに、自分の成長を明確に感じる瞬間であり、頑張ってきた努力が報われるという安心感と喜びを感じる瞬間でもあります。

継続する成長は日々の充実感を生むとともに、自分の可能性が今後も広がっていくと感じる源泉となります。そしてこの可能性の広がりへの期待は、自分の人生をどんどん良いものにできるという希望につながります。

人が生きていく中で希望は非常に重要な要素だと思います。今後良いことがあり、自分の人生はどんどん良くなると思うからこそ、嫌なことや辛いことが起きても乗り越えて明日に進めると考えます。

趣味で得られる?成功体験とその可能性

また、努力が報われたことは成功体験となり、自分自身への自信になります。この自信は、上手くいかないことがあっても、それを乗り越えるためのエネルギーとなります。

スキルの習得や成長の実感はそれ自体による喜びによる日々の充実感を生むだけではなく、自分の人生の可能性を広げ、自信を強化することで、人生への取り組み方を主体的かつ前向きで積極的なものへシフトします。

成長を失うことによる絶望感や閉塞感

周囲の環境の変化に対応するため、日々の生活を善くするため、より良い人生を送るためには、継続的な成長が必要です。成長が止まったと感じた時、人は状況を打破できないという閉塞感に襲われます。

学生期間や会社に入ってからのしばらくは、自動的に周囲から与えられる新しいことであふれておりました、そのため、成長を実感できる機会を苦労せずに得ることが出来ていました。

しかし、段々と新しいことは減っていくため、目の前の課題をこなしていくだけでは日々の生活で自身の成長を実感できる機会はドンドンと減っていきます。

成長を実感できない日々は、自分の努力や頑張りは正しいのかという不安や、自分には夢を達成できないのかという絶望感につながります。

この成長を感じられない状態が続くと、何かに挑戦しようという勇気がなくなってしまい、閉塞感や絶望感をより強めてしまうという悪循環に陥る可能性があります。

私も資格を取ろうと勉強するも、仕事に活かせるスキルでなかった時や、1年あたりの収穫が周囲と比較して少ないと感じる時は、「自分の限界はここまでなのか」という軽い絶望感を覚えました。


人によって答えが違う「より良い生き方」を周りの人と比較するのは、誤った認識でストレスを生む危険な行為であるとこの経験から気づき、現在はしないように注意しています。

アウトプット系の趣味という選択肢

成長の実感は日々の楽しさ充実感を生み、また成功体験として毎日の過ごし方人生の取り組み方前向きにする効果が期待できます。

成長を実感できない時は、絶望感や閉塞感による上記のような負のループに陥る危険性があります。その悪循環を回避する方法として、新しい活動への挑戦人生の充実感を得るための有力な選択肢となります。

その中でもハードルが低く、自身でコントロールしやすいという側面から、始めやすいのはアウトプット系の趣味と考えています。

大きな変化を生む転職や起業等の選択が根本的な解決に繋がることも多いと思います。しかし、性格や様々な制約から直ぐに挑戦に踏み切れない方、もしくはできない方も少なくないでしょう。

しかし、趣味であれば始める難易度は格段に下がります。勿論、環境や状況によって始めるのが難しい趣味もありますが、趣味は豊富な種類があり、仕事と異なり制約も少ないです。

そのため、興味が湧き簡単に始められる趣味を必ず見つけられます。

自分の成長や可能性を感じる機会を作るための方法として、アウトプット系の趣味最も多くの人が選べる選択肢であると考えています。

アウトプット系の趣味もハードルが高いと感じる人は少なくないと思うので、その場合はインプット系の趣味から始めることをオススメしています!以前の記事もご参照ください。

アウトプット系の趣味で実感する自身の成長

まず、自分の活動の幅が増えることはそれ自体で自身に成長を感じる経験となります。特に私のように新しいことを始めるという習慣が無かった人にとっては、自分の意思で何かを始めるということだけで、大きな変化となり刺激の多い新鮮な経験となります。

更にアウトプット系の趣味では、リラックスのための時間やインプット系の趣味とは異なり、何かを作り出すために準備がや練習が必要となります。このスキルを磨いたり情報を調べる時間を設けることは、自分の成長のために使う時間を増やすことを意味します。

更にアウトプット系の趣味は、出来ることが増えるというスキルの習得やアウトプットという成果として、努力の結果が認識しやすいという特徴があります。そのため、自分の成長を実感できるポイントをおのずと増やし、目標を達成できれば頑張った努力が報われる成功体験となります。

更にこの目標は 前回の記事の通り自分で設定した通り、自分に無理のない範囲で少しずつ成功体験を積み上げるように調整することも可能です。始めて見たけど何も上手くいかなくて逆に落ち込んでしまうというリスクを工夫次第で少なくすることができるのです。

ちょっと脇道:仕事で得られる充実感について

皆様も仕事の面で日々成長を続けられていると思いますが、実感や満足感につながりにくい下記のような障壁があるとおもいます。特に雇われのサラリーマンの身だと理不尽さを感じる場面も多いです。

  • 仕事内容に不満があり、そもそも成長へのモチベーションが低い
  • 自身の感じた成長が評価制度によって期待通りに評価されない
  • 仕事内容をルーティン化できるようになった反面、新しくできるようになったことが年々減ってきた
  • スキルを磨いてもその力を使える場面や機会に恵まれない

私は社会人4年目頃に3番目を感じて強烈な不安を覚えました。1,2年目の頃は新しいことばかりなので自然と成長できますが、年次を進めると自分で工夫や計画をしないと、成長の幅がどんどん狭くなるなと感じました。

4番目の機会については本業務の隙間時間でやりたい業務に携わってアピールを続けていくと、自分の向かいたい方向へ進む機会や使える時間を増やせ、少しずつでも自分の理想の人生に近づけると考えます。

私は新人教育への関心が強いのですが、最初は自分の担当新人の子用にコツコツ作っていた教育用スライドが、翌年PJ内に配属される新人の子全員に使えるようになり、現在は部門全体の説明資料のひな型として採用されたのは大きな達成感を得られる出来事でした。


このあたりの対処が上手い人は仕事面でも十分な充実を感じられる、より良い人生を送れているなと感じています。

個人的には公私の両面充実感を得る機会を増やすために色々試してみるのが重要だと考えています。

また、趣味により得られた自信が、仕事の上での新しい挑戦や転職、企業といった人生の中のより重要な選択をする勇気に繋がることを期待しています。

まとめ

今回はアウトプット系の趣味により得られる楽しさや充実感の内、「成長の実感と成功体験」について記載しました。

成長の実感はそれ自体の喜びに加え、自分の可能性をいう希望を持つきっかけとなります。また、成功体験という自信になり、人生への取り組み方を前向きな姿勢に変える原動力となることも期待できます。

一方、普段の生活で、退屈感、マンネリ感や、閉塞感や、不安を感じている場合、その原因は自身の成長を実感できる機会が少なくなっている可能性があります。

最近何も新しいことが出来ていない、成長を実感できることがないなと悩まれている方は、成長を実感する機会としてアウトプット系の趣味を始めることをおすすめします。

読者の皆様が記事を通して、アウトプット系の趣味取り組んでみたいなと思う、もしくは自身の成長を感じる機会を作れているか振り返るきっかけとなるポイントがありましたら幸いです。次回は「成果物を作り上げる」について記載していきます。

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