アウトプット系の趣味でより楽しい毎日へ-4/6:成果物を作ることで直ぐに得られる楽しさ

アウトプット系の趣味による恩恵について、私の経験をふまえた具体的な内容へと掘り下げて、より明確なイメージをお伝えすることを目標としています! 前回は成長と成功体験の獲得という観点で、アウトプット系の趣味のメリットを整理しました。

今回は「成果物を作り上げる」という観点です。とアウトプット系の趣味の最もわかりやすい特徴は成果物の存在です。アウトプット系の趣味の最もわかりやすい特徴は成果物の存在です。前回は成長と成長体験

アウトプット系の趣味をオススメする根幹部分となり、アウトプット系の趣味を始めようか悩んでいる方の強い後押しとできればと考えています。

また、アウトプット系の趣味を既に始めている方には、成果物自分にとっていかに大事な存在あるかを再認識し、成果物の価値をより高めるきっかけとなることを目指します。

成果物を作り出すことにより得られるもの

達成感を得られる機会

アウトプット系の趣味認識できる形で成果物を作り出す活動になります。そして、この成果物はその1つ1つが目標の達成となります。趣味の種類によりその目標に大小はありますが、目標達成による達成感を得る機会を増やします。

達成感は退屈な変わらない日々を脱却し、充実した人生を過ごす上大事なエッセンスとなります。もし、日々の生活で達成感を得られなければ、「自分の毎日、人生に意味がないのでは」という無力感に繋がります。

仕事により十分な達成感を得られている時期は問題ないですが、問題は仕事が上手くいかない時期です。主な活動が仕事しかない場合、仕事が上手くいかない時期は充実感を得る機会は失われます。一方で、仕事以外でも達成感や充実感を得られる活動があれば、仕事が上手くいかない時期を乗り越えるための心の支えとなります。

私も去年、仕事で期限に追われ続けるしんどい時期がありましたが、オカリナで新しい曲を吹けるようになったり、油絵が完成した瞬間は充実感を得られました。そのような瞬間は、仕事が上手くいかない時でも、日々の意義を実感でき、自分を取り戻すために貴重な時間でした。

趣味に没頭、集中する時間は、仕事のことを考えずに脳をリフレッシュする大切な時間ともなりますね。

自分の努力や頑張りの成果を実感できる

また、成果物の存在により、活動や努力の結果ハッキリ確認できます。自身の行動が結果に繋がっているかの確認は、自分の行動の方針が合っているかどうかを判断する基準となります。

方向性が合っていると確信できれば、努力が報われているという達成感を得られると同時に、活動の継続や更なる努力のための強いモチベーションとなります。逆に自分の努力が正しいか分からない状況では、ゴールもわからない闇の中を進むようなもので、努力を継続するのは難しいでしょう。

新しい活動で人生を実際に充実させるには、その活動が自分の生活の一部として習慣化することが必要となります。習慣化に必要な要素として、成果物を通して積み上げた努力を実感することが重要です。

インプット系の趣味に取り組む上での注意

本ブログでは、趣味を0から始める選択肢として、取り組みやすさからインプット系の趣味も推奨しています(参考:何かを始めてみたいならインプット系の趣味がオススメ)。

しかし、インプット系の趣味では知識や経験を積み上げられますが、その積み重ねが自分の人生に役立っているかがわかりにくいという、取り組む上での注意点があります。

これは自分の頑張りが、本当に必要なものなのか方向性が合っているのか確認が出来ない状況を生みます。前回で記載した、折角得られた新しいスキルも、実際に使用できる場面が無ければ、その価値や魅力は半減してしまいます。

社会人になりたての頃、私も何をすればいいのか分からなくて、読書や色んな資格に色々手を出していました。しかし、インプットのみの活動ではその努力を生かす機会はなく、本当に必要な活動であるかが分からないままで、モチベーションの維持も困難でしたし、お金や時間も浪費してしまったなぁと感じています。


アウトプットを意識しないと、インプットの質も確保するのが難しいなという印象を持っています。取り敢えず始めてみるというきっかけとしてであればインプット系の趣味は有用と考えますが、そこから次の活動にどう生かすかも重要な点となります。
インプット系の趣味のみだと、自分の活動が正しいかの判断が難しい。

アウトプットにより頑張っている方向性が正しいかを確かめる

一方、アウトプット系の趣味は成果物を通して、自分の頑張りが正しいかを確認する機会があります。成果物の出来が、自分の努力の方向性や方針が正しいか考える判断基準になります。

自分の歩いている道が正しいとわかることで、安心して進むことに集中できます。これは、活動への集中力をより強める推進力となります。

アウトプットにより、手応えや改善すべきヒントを得ることが出来る。

成果物が自分の思い通りにならないこともあると思います。特に最初の内は分からないことが多いため、想像と現実のギャップが大きくなりがちで、趣味を続ける障壁となる危険性があります。

そこで、心を折れないための注意点は、自分の現状からかけ離れた目標を設定しないことだと考えます。大きな目標を設定する場合も、「達成できる」と思える中間目標の設定が、挑戦のための勇気を生み出すため有効です。

次の行動へのヒント

上記のように、心が折れないように注意さえすれば、目標とのギャップは次のアクションを決める上での考える材料となります。

このギャップを元に、「次はこれを改善しよう」、「次回はここをもっと良くなるようにしよう」という風に、次の目標を立てるためのヒントとなります。

次の行動とその目標を決めるためのヒントがあることは活動を続ける上で大きいです。自分のやるべきことを考える時間は自分の人生をより良くするために必要な時間ですが、苦戦すると何も生み出さない無駄な時間を積み上げる結果となってしまいます。

これまで私は自分で目標を立てる習慣が無かったため、成果物から得られる次の行動のヒントには大変助けられています。成果物を作っている段階で、次から次へやりたいことが出てきます。

インプット系の趣味のみをしていた時は、活動と活動の間に次の活動をどうするか考える時間があったのですが、最近はこの時間が短縮され、活動に多くの時間を割けていると実感しています。

現在の進捗-今回の課題は水面と木の表現+ペインティングナイフの使用+下塗りの勉強

まとめ

今回はアウトプット系の趣味により得られる楽しさや充実感の内、「 成果物を作り出すことにより得られるもの 」について記載しました。

特に今回は、日々の生活の充実や習慣の変化といった活動を開始した直後から得やすいという短期的な視点でのメリットを記載しました。

大きく分けると下記の通りです。

  • 成果物完成時の達成感により日々得られる充実感を増やせる
  • 自分の努力や頑張り成果物として認識できる
  • 活動の方向性が正しいかの判断材料となる
  • 自分の活動を修正するための判断基準となり、次の目標設定のヒントとなる

日々の生活に充実感を感じられず退屈と感じている方は、その状況を変えるきっかけとして、アウトプット系の趣味を是非試していただきたいです。

次回は成果物による人生の充実という長期的な視点での内容に触れたいと思います!

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です

CAPTCHA